自分に似合う髪型が見つからない方も多いと思います。
似合うか似合わないかは自分で決めるのか、他人が決めるのかでも違いますが、今回は雰囲気での似合いでは無く、理論的な似合いをご紹介&ご説明致します。
輪郭への髪型
人それぞれ輪郭が違うと思います。まず自分の輪郭がどの種類に属するのか知っておきましょう!
大きく分けると5種類です。
- 卵型
- 丸型
- 面長型
- 四角型
- 逆三角型
この中で良い輪郭と象徴されているのが、卵型です。
有名人で例えると安室奈美恵さんや佐々木希さんです。卵型の印象は、なんと言っても小さい顔!
バランスが良いので小さく収まっているような印象を受けます。
卵型の方は雰囲気と髪質を無視すれば、どんな髪型をやっても似合ってしまいます。
バランスが良い形とは・・・?
良く雑誌や美容師さんに『ひし形』や『Aライン』など言っている事を耳にした事はございませんか!?
それは全て輪郭から判断してバランスを伝えているのです。
『頭の形がゼッペキなので後ろをふわっとして下さい。』
『小顔に見せたいのでひし形でお願いします。』
と言った事はありますか!?これは卵型に近づけるための言葉でもあります。
今は世界も日本人も日本ブランドとして意識し始めていますが、まだまだ日本全体では欧米を意識したセンスが多いと思います。
これからお伝えする事は全て卵型=小顔に近づけるための説明になります。
ロングヘアー・ミディアムヘアー・ショートヘアーでバランスは全然違いますが、わかりやすい髪型をこれから紹介するために、ヘアースタイルを絞って説明していきます。
丸顔に合うバランス
丸顔から卵顔(小顔)にするためのバランスは、トップとアンダーとサイドが一番大切です。
丸顔ロングヘアー
前髪を下ろすのはNG
サイドの髪を顔に添わせるのがOK
丸顔ロングヘアーの方は雰囲気や髪質は無視したとして前髪を作る事はNGです。
顔の面積を細長く見せるようにするのがコツです。
それとサイドの髪の顔に添わせると細く見えるのます。
トップも高さを出したい所ですが、ロングヘアーはボリュームが出づらいので、高さを意識するのでは無く、サイドの毛と前髪NGを意識しましょう。
丸顔ミディアムヘアー
ボブスタイルなら軽く
段カットは控えめ
流行りのボブスタイルにしたいけど、もっと丸顔になっちゃう・・・。
と思っている方も多いと思いますが、ご安心下さい!見えませんよ!
重めのボブ。では丸く見えてしまいますので、軽いボブにしましょう!
また、軽さ=段。と思いがちですが、先ほどもお伝えしたように、丸顔ミディアムヘアーでは段カットはNGです。
段は控えめにし、スキ鋏などで軽くするのがオススメです。
丸顔ショートヘアー
丸顔はショートが一番オススメです!
短い髪型は自信が無い。と言う方も多いですが、一度バッサリしてみてはいかがですか!?
トップ短く
襟足を少し長く
サイドの髪は軽く
トップを短くする事によって高さが出ます。
襟足を少し長くする事によって、長さが象徴されます。
サイドを絞る事によって卵型に近づく事が出来ます。
面長顔に合うバランス
面長の人はサイドの髪が一番重要です。
簡単にお伝えすると、軽くしない。事がポイントです。
面長顔ロングヘアー
前髪下ろすとOK
耳付近にボリュームを出すとOK
段カットOK
前髪を下ろすことによって顔の面積が狭く見えバランスを抑える事が出来ます。
耳付近にボリュームというのはウェーブか段カットかセットのどれかをするのが良いでしょう。
面長顔ミディアムヘアー
前髪下ろすとOK
ボブスタイルは重め
段は控えめ
ボブスタイルは重めにして頂くだけで、耳付近にボリュームが簡単に出ます。
段の控えめとは、ロングヘアーとミディアムヘアーとでは異なります。
段を控えめにすることによって、ひし形がキープされます。
面長顔ショートヘアー
耳付近にボリュームを出す
段は控えめ
耳たぶ以上には切り上げない
ショートヘアーだとスッキリしたイメージも多いと思いますが、細長顔にはスッキリより、ぽってり感の方がバランスが良いです。
段を入れすぎてしまうと高さが出てしまい、もっと長くなってしまいます。
最終カット地点を耳たぶにする事によって、膨らみのバランスをキープし、ひし形に近づけます。
四角顔に合うバランス
四角顔は高さを出しサイドの髪を膨らませながら顔に添わせる事がポイントです。
四角顔ロングヘアー
前髪下ろしはNG
顔周りに段カット
全体的軽く
顔周りに段カットを入れる事によって卵型に付かづき、全体を軽くする事によって、やわらかいイメージになります。
四角顔ミディアムヘアー
前髪下ろしはNG
ボブスタイルは軽く
段が入ったボブスタイル
前髪を下ろすことによって、面積が狭くなり、バランスが悪くなります。
ボブスタイルでも段入りをすることによって、やわらかい髪型になり、卵形に近づける印象になります。
四角顔ショートヘアー
前髪下ろしNG
トップ短く
トップを短くすることによって、卵形に近づけます。
逆三角顔に似合うバランス
逆三角顔には顎付近にボリュームがあるとバランスが保てます。Aラインを意識すると良いでしょう!
逆三角顔ロングヘアー
段カットはNG
顎付近からパーマをかけるとOK
毛先にボリュームがあるとAラインになり卵型に近づけます。
逆三角顔ミディアムヘアー
肩付近のボブスタイルOK
段カットNG
髪の軽さOK
ロングヘアー同様、下にボリュームがあるとOK!
逆三角顔ショートヘアー
トップ短くNG
襟足長めNG
前髪下ろしNG
上にボリュームを出さずに下に重心が来るようにしましょう!
まとめ
輪郭に合うバランスというのは理論的にはありますが、髪質・雰囲気・やりやすさ、によって記載されている内容
と異なる場合もあります。
まずは、流行りのスタイルに挑戦する!こともオススメです。
そして、優秀な美容師さんがオススメする髪型にすることもオススメです!
後はそれを経験踏まえた上で自分の感性で選ぶ事が大事だと思います。
自分が選ぶ髪型は気になる所を隠してしまう考えが出て来ますが、美容師さんや周りの人は、気になる所を隠さず活かす考えを提案する。傾向もあります。
私は美容師になるまで、ずっとロン毛でした。
自分での輪郭判断は面長と思い、当時流行りもありましたがロン毛を維持していました。
当時はロン毛しかない!とも思っていました。
それから美容師として社会人デビューしてすぐに髪を切られ!?・・・。
勉強の為に切って頂き・・・流行りのウルフカットにしました!その結果・・・
すごい好評だったのです!今までの人生なんだったんだ??と思ったぐらいです。
それからは、その髪型をキープする年数が続き、今はソフトモヒカン系のベリーショートにしています!
雰囲気も髪質も年齢も変化していきますので、その時の自分に似合う髪型を見つけると、毎日が有意義に過ごせます。
隠す事も必要です!活かす事も必要です!両方を理解し髪型を選びましょう!